3月11日宇宙部会を開催しました!

3月11日に宇宙部会を開催しました!

先月に続き、今回も盛沢山の内容です。宇宙ロボットに関わるプロジェクトを創出し、RobiZyが主導するべく、活動を行っています。

 

宇宙基金の最新動向の紹介では、非宇宙企業の参入促進と民間技術の活用拡大が進められていることが紹介されました。第二期の技術開発テーマが発表され、「宇宙展用・新産業シーズ創出拠点」や「SX中核領域発展研究」などのテーマはRobiZyと非常に親和性の高い内容です。

 

JAXA宇宙探査イノベーションハブでは、新しく「ハビテーション」の領域が追加されました。これは宇宙居住の実現に向けた取り組みで、宇宙で暮らすための総合的な衣食住のサービス提供を目指します。

ハビテーション領域のうち、ヘルスケアサイエンス、食料生産などは、RobiZyの医療・介護・ヘルスケア部会、農林水産部会、フードビジネス部会とも親和性が高くなりそうですので、各部会とも連携しながら対応を検討していきます。また、資源・物質循環については、今回発表いただいたRobiZy会員の宇宙システム開発(SSD)様の主要業務内容です。実施体制もRobiZyとゆかりのある方々も多いので、今後情報共有をしながら、資金獲得を目指して活動していきたいと考えています。

 

次にSSD広崎様より宇宙居住への取組について発表いただきました。

SSD社は、月面・火星での持続可能な居住空間を実現するための物質循環シミュレーター(SICLE)を開発し、JAXAや民間企業と連携しています。

月面基地や宇宙ステーションでの生命維持システム開発を支援し、最適な水・食糧・燃料供給を研究し、宇宙居住に関するフロンティアビジネス研究会やニュースペース研究会を運営し、産業活性化を促進しています。また宇宙技術の地上展開を進め、食料問題、エネルギー問題などにも寄与しています。また、日本火星協会と連携した実証実験や、各種国際学会などでの発表も行ってきました。

今後RobiZyとも連携してハビテーション分野の取組をさらに推進できればと思います。

 

次に探査ハブの次世代モビリティ進捗状況の共有がありました。

RobiZyでも様々な意見を出しています。統合運用をするための、保守・点検・サービスロボット、統合管理システム、デジタルツイン、設計標準の必要性を提言し、例えば遠隔点検、無人運用時の宇宙飛行士の代替、船外活動、荷物の積み下ろしなど、様々なロボットを挙げています。このような提案は重要な要素ということで、取り込んで頂けそうです。

次回は4月上旬に検討会が開催される予定ですので、RobiZy宇宙部会でも事前調整会を設ける計画です。

 

今後の予定として、4月24日に筑波宇宙センターへ視察会を行います!

前回も大変好評でしたので、是非早めにお申し込みください。

また、5月にはTHKテクノセンターへの視察会も予定しています。遠隔操作ロボットの実機体験などもできる大変面白い機会ですので、こちらもお楽しみにお待ちください!

宇宙部会

  宇宙部会のお申込みは→こちら   ■RobiZy宇宙部会とは? RobiZyでは農林水産部会や社会実装部会等で宇宙技術を取り入れたビジネスプランについて議論・提案をしてきまし…

 

 

 

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