3月11日農林水産部会を開催しました!
3月11日に農林水産部会を開催しました。
2025年の農林水産部会の活動方針を共有し、ロボット技術やスマート農業の最新動向の紹介とグループディスカッションも実施しました。
部会長の佐々木氏の拠点の山形ではさくらんぼの生産がさかんです。現在、RobiZyメンバーを含めてでサクランボ選別機を開発中です。
現場で何が求められていて、それに対してどのように実現していくか、試行錯誤を繰り返しながら開発を進めています。来年度には量産化に向けた製造も始める段階で、着々と進んでいます。
次は山形県西川町で進められている啓翁桜PRプロジェクトの成果が発表です。
3年間事業の2年目が終わったところで、山形で大人気の啓翁桜の生産・流通の最適化を目的とし、スマート農業技術を導入する取り組みを行っています。
具体的には、生育管理のデジタル化、除草・害獣対策、搬送特化ロボットの活用、出荷調整システムの導入などを進めています。2025年度はこれらの取り組みをさらに最適化し、2026年度には生産者への技術定着と、他品目への展開を目指しています。
次にRobiZyの創設者でもある、元三井住友海上のMOGITATe北河氏より、「新しい農業のカタチ -テクノロジーとサステナビリティの融合-」と題して、ミニセミナーです。
各地で行われるスマート農業、さらにその先をいくビジネスについて、盛沢山な様々な事例の紹介がありました。
その後のグループディスカッションでは、北河氏のセミナーより、「テクノロジーを活用した農産物の残渣ロス削減と高付加価値化および無人販売のビジネスモデルの検討」というお題が出されました。
グループに分かれて、活発にディスカッションが行われました。
各グループからの発表では、
・残渣から何か別のものを作れないか、残渣になっていたものを食料にできないか、何かと掛け合わせて食料にできないか、などのアイデア。
・消費期限を延ばすような技術の開発はどうか。
・無人販売の場所が探せるソリューションを提供できないか。
・ドローンや無人運転による配達でビジネスモデルができるのでは。
など、様々な意見がでました。根本的な発想を変えることで、新しい可能性が検討できるのではないかというコメントもありました。
次回開催は、4月22日14時~オンラインの例会です。
是非皆様ご参加ください!