人間の力だけでは解決できない未曾有の課題を、ロボットを利活用することで解決したい。
RobiZyでも災害時支援を行ってきましたが、今までは情報発信や物資支援、寄付等が中心でした。近年、台風や地震などで全国各地で甚大な被害を受けており、災害現場でロボットの有効活用が期待される一方、様々な課題があり利活用されていない現状があります。私たちは一歩ずつ、改善しながらでも、できることから始めたいという想いで「RobiZy災害時支援協定」のプロジェクトを始動しました。
1社では実現できない支援をRobiZyというプラットフォームで提供。
RobiZyはロボットの普及促進(実用化・ビジネス化)を支援する団体で200以上の会員企業が属しているため、ロボットを活用した防災訓練などの事前教育も行うことができ、うまく利活用が進んでいない災害現場へも最適なロボットを円滑に導入・運用サポートを行うことを目指します。
災害時支援における広い範囲をカバーすることを目指す。
災害時支援における下記①~⑤の広い範囲をカバーすることを目指し、操作体験等でロボットの利活用を協議しながら対象範囲を広げていきます。
①平常時:常時、ロボットの利用を促進。スマート農業、スマートシティでロボットを利用等。
②発災時:ドローンによる状況把握、避難所運営での検温ロボットや消毒ロボット利用等。
③復旧時:運搬ロボットによる重量物運搬サポート、コミュニケーションロボットでの被災者の精神ケア等。
④復興時:ロボットを利用した復興事業支援等
⑤対策時:防災訓練でロボット操作を習得、AIハザードマップ作成などで減災・防災対策、協議会等で災害対策について学習。
- ドローン
災害現場の撮影、物資搬送、資格取得等
- 避難所運営ロボット
避難所での清掃、健康管理、コロナ対策等
- 災害対策ソリューション
情報収集、防災対策等
今までに取り組んでいたことの一例
令和3年9月12日(日)、でRobizy災害時支援協定に基づき、千葉県陸沢町役場と株式会社日本SI研究所の防災訓練を実施されました。当日は、役場職員、消防署員、消防団の方が参加し、物資搬送、情報収集、夜間飛行、拡散訓練が行われた。物資搬送では目視できない状況を想定し、誘導員を配置して搬送した。情報収集では赤外線カメラとズームカメラを使用して撮影状況をモニターに移したところ「要求助者の早期発見や災害後の現地調査に活用できる」と災害用に期待の声が上がりました。最後に、ドローンに関する質問を受け付けたところ多くの職員から質問が挙がり、今後の災害活用を考えられる充実した訓練となりました。
News
■2021年1月22日 千葉県いすみ市とRobiZyによる災害時支援協定の締結
■2021年3月15日 千葉県大網白里市とRobiZyによる災害時支援協定の締結
■2021年4月28日 千葉県睦沢町とRobiZyによる災害時支援協定の締結
■2021年4月30日 宮崎県都城市とRobiZyによるロボット全般の災害時支援協定を締結
■2021年9月3日 千葉県長南町とRobiZyによる災害時支援協定を締結
■2021年9月10日 千葉県長生町とRobiZyによる災害時支援協定の締結
■2022年1月21日 千葉県一宮町とRobiZyによる災害時支援協定の締結
■2022年3月3日 千葉県南房総市とRobiZyによる災害時支援協定の締結
■2022年3月16日 千葉県白子町とRobiZyによる災害時支援協定の締結
運営メンバー
【RobiZy災害時支援協定窓口担当:株式会社ロボットコネクト】
〒103-0027 東京都中央区日本橋2-1-17 丹生ビル2階
TEL: 03-6869-0744 HP:こちら
担当:代表取締役 末廣祐弥
【NPO法人ロボットビジネス支援機構(RobiZy)事務局】
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-10 香取ビルアネックス8階
TEL: 03-4520-5045 Mail:info@robizy.co.jp
担当:伊藤芳子、若林千莉