2022年11月23日 千葉県木更津市とRobiZy、災害時支援協定を締結
<News Release>
2022年11月23日
木更津市 市長 渡辺 芳邦
特定非営利活動法人ロボットビジネス支援機構(RobiZy) 理事長 佐藤 知正
千葉県木更津市とRobiZy、災害時支援協定を締結
2022年11月18日に千葉県木更津市(市長:渡辺 芳邦)とNPO法人ロボットビジネス支援機構(理事長:佐藤 知正)(以下、RobiZy(ロビジー))は、「災害時支援協定」を締結いたしました。本「災害時支援協定」では、ドローンでの支援から始めて、ロボット全般での災害時支援へ順次広げていきます。
1. 協定の目的
近年、台風や地震などにより全国各地で甚大な被害を受けており、災害現場でロボットの有効活用が期待される一方、様々な課題があり利活用されていない現状があります。RobiZyはロボットの普及促進(実用化・ビジネス化)を支援する団体で300くらいの会員企業が属しています。そのネットワークを活かし、ロボットを活用した防災訓練などの事前教育も行うことで、うまく利活用が進んでいない災害現場へも最適なロボットを円滑に導入・運用サポートを行うことを目指します。
2. 木更津市の課題と災害時支援協定に期待すること
市では防災体制の充実強化に努め、災害に強いまちづくりに取り組んでおりますが、災害が発生した場合、多くのマンパワーが求められ、職員のみでは限りがあることから、今回の協定締結により、災害時において無人航空機等による被害状況把握や被災者支援などの支援をいただけることは、大変 心強く、また、ありがたく思うところであります。
引き続き、地域防災力の強化や防災設備の機能強化などに努め、災害に強いまちづくりを進めてまいりますので、今後とも、ご支援、ご協力を賜りますようお願いいたします。
3. 協定の範囲
災害時支援における下記(1)~(5)の広い範囲をカバーすることを目指し、操作体験等でロボットの利活用を協議しながら対象範囲を広げていきます。
(1)平常時 常時、ロボットの利用を促進。スマート農業、スマートシティでロボットを利用等。
(2)発災時 ドローンによる状況把握、避難所運営での検温ロボットや消毒ロボット利用等。
(3)復旧時 運搬ロボットによる重量物運搬サポート、コミュニケーションロボットでの被災者の精神ケア等。
(4)復興時 ロボットを利用した復興事業支援等。
(5)対策時 防災訓練でロボット操作を習得、AIハザードマップ作成などで減災・防災対策、協議会等で災害対策について学習。
4. RobiZyと災害時支援協定を結ぶメリット
RobiZyが窓口になって自治体と協定を結び、RobiZyが複数の会員企業と提携することで、まとめて複数のロボットが利用可能になります。さらに契約時や災害時の自治体の負担(協定企業・ロボットの管理、ロボット派遣時の連絡等)を減らすことができます。
また、RobiZyの日本全国にいる会員企業と支援協定を結ぶことにより、被災していない地域の企業が支援することができ、災害時支援の確実性が高まります。
<本件のお問い合わせ先>
【木更津市役所】 〒292-8501 千葉県木更津市富士見一丁目2番1号 駅前庁舎8階 総務部 危機管理課 担当:長谷川 TEL:0438-23-7094 Mail:kikikanri@city.kisarazu.lg.jp 【RobiZy災害時支援協定窓口担当:株式会社ロボットコネクト】 〒103-0027 東京都中央区日本橋2-1-17 丹生ビル2階 代表取締役 末廣 祐弥 TEL: 03-6869-0744 http://robot-connect.com/ 【NPO法人ロボットビジネス支援機構(RobiZy)事務局】 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町2-10 香取ビルアネックス8階 経営企画グループ 担当:若林 千莉 TEL: 03-4520-5045 Mail:info@robizy.co.jp (RobiZy活動内容・会員等)http://www.robizy.co.jp/ |
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